東京SP研究会

News


【お知らせ】 
2016.7.1

 

今後のコラム「コミュニケーションのススメ」は、一般社団法人マイインフォームド・コンセント(MIC)ウェブサイトにて更新いたします。
http://myinformedconsent.jp/kusaka_clm/

過去のコラムは、引き続き東京SP研究会ウェブサイトにて閲覧いただけます。


【お知らせ】 
2016.4.14

 

一般社団法人マイインフォームド・コンセント(MIC)ウェブサイトを公開いたしました。
http://myinformedconsent.jp

このたび、一般社団法人 マイインフォームド・コンセント(略称MIC)を設立する運びとなりました。
従来の東京SP研究会の活動内容を継続し、さらに、患者だけでなく利用者や一般住民の立場で活動範囲を広げ、よりよい社会づくりを目指します。

一般社団法人マイインフォームド・コンセント
理事長 佐伯 晴子


【お知らせ】 
2016.2.1

 

「コミュニケーションのススメ」から2冊目の本が生まれました。
みなさまのお蔭と、心から感謝しております。

「医療者の心を贈るコミュニケーション」医歯薬出版 1800円+税

コミュニケーションのススメ


【お知らせ】
2010.11.17

 

東京SP研究会が第4回「新しい医療のかたち」賞を受賞しました。
※以下 医療の質・安全学会の記事転載


第4回「新しい医療のかたち」賞が決まりました!

   医療の質・安全学会では、2007年より、患者本位の医療をめざし患者・市民の医療参画を支える地域社会の活動と医療機関の取組みの推薦募集と表彰を行なってまいりました。本年も学会の委嘱をうけた10人の医療ジャーナリストで構成した選考委員会によって、このたび、下記のように、3つの部門について第4回「新しい医療のかたち」賞に選ばせていただきました。いずれも、医療者、患者、市民が、互いにパートナーとなる新しい医療の構築をめざして積極的な活動をしておられます。

医療の質・安全学会 パートナーシップ・プログラム代表  山内 桂子
「医療の質・安全学会」 :  http://qshpsp.giving.officelive.com/default.aspx


第4回「新しい医療のかたち」受賞活動と団体のご紹介

1. 患者を中心とした取り組み部門
模擬患者の養成を通して医療者の患者理解を進める「東京SP研究会」の活動
患者と医療者の間にコミュニケーションと信頼がなければ、質の高い医療は成り立ちません。医療事故や誤診も起こります。にもかかわらず、日本の医療界では、その基本が忘れられてきました。1995年生まれた東京SP研究会は、模擬患者という手法を身につけた人々が医学生の教育にたずさわるなどの活動で、医療者と患者、この異なった文化に橋を架ける挑戦を続けています。
「東京SP研究会」 : http://www.tokyosp-kenkyukai.com/

2. 医療者・医療機関を中心とした取り組み部門
医療的支援を必要とする子どもを在宅で支える「てぃんさぐの会」と「うりずん」

医学の進歩とともに、病気や障害の重い子も、人工呼吸器などの新しい技術で生き続けることができるようになりました。そのわが子を、病院ではなく自宅で、家族の愛の中で支えようという親たちも現れました。
沖縄の「てぃんさぐの会」、栃木県宇都宮市の「うりずん」は、たがいにその存在を知らず、親子を支える活動を始めました。そして、いま、交流の中から新しい試みがうまれつつあります。沖縄の文化に根ざしたボランティア精神が底に流れていることも共通しています。
「てぃんさぐの会」 : http://w1.nirai.ne.jp/tynsag/ 
「うりずん」 :  http://hibari-clinic.com/urizn/

3. 地域社会の取り組み部門
介護を担う人のネットワークを拡げている「NPO法人アラジン」

高齢社会とは、治療は一段落したけれど、身の回りのことを自分ではできない高齢者、認知症の高齢者が激増する時代でもあります。初めは温かい気持ちで自宅介護を始めた家族も、際限なく続く介護の日々に心身ともに疲れ果てます。
「ケアする人にもケアが必要」と2001年に立ち上がったこの会は、ケアフレンド派遣、心のオアシス電話、サポーター養成、介護者(家族)のつどい、と新しい活動を次々と生み出しています。
「NPO法人アラジン」 :  http://www12.ocn.ne.jp/~arajin/


これまでの「新しい医療のかたち」受賞活動
第1回(2007年)
島根県における「がんサロン」の活動
新葛飾病院 患者支援室
NPO法人コミュニティケアリンク東京

第2回(2008年)
医療情報の公開・開示を求める市民の会」 
緩和ケア支援センター‘はるか’
NPO法人 地域医療を育てる会
県立柏原病院の小児科を守る会」

第3回(2009年)
特定非営利活動法人「健康と病いの語りディペックス・ジャパン」
医療事故:真実説明・謝罪普及プロジェクト
全国社会保険協会連合会
特定非営利活動法人ホームホスピス宮崎



●「新しい医療のかたち」表彰 選考委員会
大熊 由紀子(委員長)国際医療福祉大学大学院
大野 善三   NPO日本医学ジャーナリスト協会
岡本 峰子   朝日新聞
黒岩 祐治   国際医療福祉大学大学院
五阿弥 宏安  讀賣新聞
清水 優子   毎日新聞
田中 貴子   共同通信
本田 麻由美  讀賣新聞
前村 聡    日経新聞
丸木 一成   国際医療福祉大学



【お知らせ】 
2010.6.1

 

42回日本医学教育学会で シンポジウムでの発言とポスターでの発表をします。


   2010年7月30日、31日 に東京(永田町)都市センターホテルで開催される
第42回日本医学教育学会に東京SP研究会は今年も参加します。発足以来、毎年(15年間)参加し、市民の立場で医学教育の改善点を発信し続けています。

シンポジウム7月30日14:40〜16:40「市民の参加する医学教育のあり方」で
一般市民が医学教育に何を期待し模擬患者として参画しているのかについて、
佐伯が発言します。広く医療と社会の対話のあり方を考えたいと思います。
報道関係の方にもいらしていただき、国民的議論に発展できればうれしいです。

また、ポスター発表日時が決まりました。いずれも7月31日14:10〜15:34 です。
「2009年度共用試験OSCE医療面接シナリオの模擬患者からの不具合報告」
「共用試験などでの模擬患者の演技標準化のためのシナリオ表記改善案」
の2題です。

なお、6月、7月の定例会と自主セミナーでは、上記の発表について準備をいたします。
当会メンバー以外の方とも、学会当日までにいろいろお話したいと思いますので、関心をお持ちの方はご連絡いただけますと幸いです。  

   
佐伯晴子

【お知らせ】 
2009.11.18

 

日本生命倫理学会  第21回年次大会  公募シンポジウム
(2009年11月15日 開催)
「市民模擬患者(SP)と身体診察教育をめぐる現状と問題点」のご報告



   このたびの日本生命倫理学会シンポジウムは、密室の医学教育に光をあてることが、日本の医療を受ける側(国民)にとって、よりよいものにすることに通じると確認する機会になりました。
   医学教育側の目的と 市民運動の側の目的がずれたままで「モギカンジャ」が存在していることがよくわかりました。また、医学教育側の論理からは身体診察教育の必要性は説かれるものの、そこに市民SPが参画する必然性、根拠がまったく明らかでないことも浮かび上がりました。
    国民が求める医療の形、医療者のありよう、態度は誰がどのように伝えていくのか、医学教育の狭い世界に閉じていた問題をこのシンポジウムで広く投げかけるきっかけになったと思います。少しずつ文字にして発信しなければと覚悟を新たにしました。

 

佐伯晴子


【お知らせ】 
2009.9.24

 

第21回 日本生命倫理学会年次大会 公募シンポジウムI アナウンス

2009年11月14日・15日に開催されます第21回 日本生命倫理学会年次大会(http://jab2009.seesaa.net/)の公募シンポジウムI にて聴講者を募集しております。是非ご参加ください。

会名
第21回 日本生命倫理学会年次大会 公募シンポジウムI

日時
11月15日(日)10:40 〜 12:10

場所
東洋英和女学院大学 横浜校地校舎 C会場(中講堂5102)

概要
テーマ「市民模擬患者(SP)と身体診察教育をめぐる現状と問題点」
オーガナイザー: 松原 洋子(立命館大学)

SI-1医師を育てる−医学教育における模擬患者の役割−
吉井 文均(東海大学)

SI-2医療者は学生に何を伝えようとしているのか
日下 隼人(武蔵野赤十字病院)

SI-3医療の受け手が医療者育てに参加する意義
佐伯 晴子(東京SP研究会)

 患者の立場から医療コミュニケーションの向上を目的とする市民運動のひとつに、医療者のコミュニケーションの相手をして、言葉遣いや態度について気づいたことを患者の立場で伝える模擬患者活動がある。医療を受ける立場の市民が、理解し納得できる医療を実現するために10数年前から自発的に始めたのが東京SP研究会である。患者をモノとしてではなく人としてみるように医療が変わること、インフォームド・コンセントがどの医療現場でもきちんと行われること、患者と医療者がコミュニケーションを通して相互に尊重し信頼できることなどの願いをこめて活動を継続している。
ところが、数年前の医学部共用試験導入に伴い模擬患者活動は全国規模で広がりを見せているが、その大半は大学医学部内部で設立されたグループであり、医学教育側からの要望にはコミュニケーションだけでなく身体診察教育のために身体提供を促すことも含まれている。参加者は個人の意思で断ることも可能だが、コミュニケーション向上の願いをこめた模擬患者活動を継続するために承諾するケースもある。しかし、恥ずかしさを乗り越えて人前で裸になるのは、自分自身が治療を受けるために必要だからである。「なぜそれを私がしなければならないのか」という疑問をかかえながらも頼まれたから仕方なく応じる市民模擬患者、趣旨が違うと主張し続けた結果「使いにくい」と疎外される東京SP研究会のような市民模擬患者団体もある。
医療と社会および市民とのつきあい方はどうあるべきなのか。そもそもこれ以外の解決方法はないのか。いや、そもそも医療に国民が求めているものとは・・・・とさまざまな視点で問題を広げて考えてみたい。是非多方面からの発言をお待ちしています。

 

佐伯晴子


【お知らせ】 
2009.8.20

 

東京SP研究会自主セミナー 参加者募集中

第2・4水曜日 東京芸術劇場(http://www.geigeki.jp/access.html)小会議室5にて開催

お申込方法
info@tokyosp-kenkyukai.comに下記要領でお願いします。

お申込要領
(個人情報はセミナー参加申込手続きにのみ使用しセミナー終了後廃棄します)

・参加ご希望の自主セミナー種別(【演習】または【カフェ】)と開催期日・時刻
  (例 【演習】8月26日18:00)

・お名前(フリガナ)ご所属(大学・学部・学年)ご連絡先(メールアドレス・携帯電話)

・東京SP研究会自主セミナー参加の理由とご希望を教えてください(400字程度)

お申込期限
各開催2日前の18:00にて締め切ります。
(定員になり次第締め切りますのでご了承ください。参加2名以上で開催します。
  また、都合により開催時間の変更をお願いすることがあります)

参加確認のご連絡
各開催前日の12:00までにメールにてお知らせします

 

 

【学生対象オリジナル医療面接演習】 お1人でも参加できます

※事前予約制(定員各回6名)
 SPとの医療面接演習を経験してみませんか?

・8月26日(水)18:00〜20:00
    対象:医学部3年生・4年生(医療面接初心者)
・9月9日(水)18:00〜20:00
    対象:医学部歯学部3年生・4年生(医療面接初心者)
・9月23日(水祝)
    @16:00〜18:00
    対象:医学部歯学部5年生以上(医療面接共用試験後)
    A18:00〜20:00
    対象:薬学部・薬学部管理栄養学科4年生以上
・10月14日(水)18:00〜20:00
    対象:医学部歯学部5年生以上(医療面接共用試験後)
・10月28日(水)18:00〜20:00
    対象:参加者の事前リクエストに応じます(研修医可)
・11月11日(水)18:00〜20:00
    対象:参加者の事前リクエストに応じます(研修医可)
・11月25日(水)18:00〜20:00
    対象:参加者の事前リクエストに応じます(研修医可)

 

 

【医療コミュニケーションカフェ】
当会と関係のある様々な分野の方どうしの談話の場

※要事前連絡
医療のコミュニケーションについてご一緒に考えてみませんか?
引き続き開催の学生対象演習にもオブザーバーとして参加してみませんか?

・8月26日(水)16:00〜17:30
    テーマ「生命倫理学会シンポジウム 参加の経緯」
・9月9日(水)16:00〜17:30
    テーマ「導入コミュニケーション実習の方法と方向性」
・10月14日(水)16:00〜17:30
    テーマ「患者が求めるコミュニケーション能力とは」
・10月28日(水)16:00〜17:30
    テーマ「生命倫理学会シンポジウムで問いかけたいこと」
・11月11日(水)16:00〜17:30
    テーマ「“クレイマー”、“モンスター”で遠ざけたもの」
・11月25日(水)16:00〜17:30
    テーマ「生命倫理学会シンポジウム 報告」

 

佐伯晴子


【お知らせ】
2009.1.23
ご無沙汰しております。寒くなりましたがいかがお過ごしでしょうか?
さて、2月11日の自主セミナー祭日でもあるので、少し早めに15時頃から始めたいと思います。
この日は、「高血圧」をテーマに、薬剤師、栄養士、保健師、看護師、研修医、(各学生含む)などが患者さんに高血圧の生活指導をする場面を考えております。
指導者の方もファシリテートの練習の場にもなりますので、お気軽にご参加ください。
場所は、池袋の東京芸術劇場小会議室5を使っております。
参加については2月9日までにメールでご連絡ください。

【申し込み・問い合わせ】
  harutksp@d1.dion.ne.jp

佐伯晴子

【お礼とお詫び】
2008.11.5
昨年開設以来、ご愛読くださりありがとうございます。少しずつですが記事を増やしてまいりますので、よろしくお願い申し上げます。
実は、開設以来「問い合わせ」アドレス宛にいただいたメールを受信できずにいたことが本日わかりました。
お送りくださった皆様には大変失礼致しました。謹んでお詫び申し上げます。不慣れなこととは言え、せっかくお問い合わせ、お便りをいただいておりましたのに、返信せずにご心配おかけし、たいへんご迷惑をお掛け致しました。申し訳ございません。
重ねて深謝致します。

佐伯晴子

【平成20年度 横浜市民医療安全講演会】
2008.10.31
「上手な医療のかかり方」

安全・安心な医療は、患者と医療者とのコミュニケーションから始まります。
「わかっていても、いざお医者さんの前だと黙ってしまって…」
「訊きたいけど、こんなこと訊いてはいけないのかと思って…」
そんな経験ありませんか?
医学生に対する医療面接(模擬患者面接)教育を通じて「患者と医療者相互のコミュニケーション向上」に尽力している佐伯晴子さんを講師に迎え、医療と上手にかかわっていくためのポイントを学びます。


テーマ:「上手な医療のかかり方」
講師:東京SP研究会代表 佐伯晴子 氏
<第1回>
【日時】平成20年11月10日(月)
午後2時〜午後4時30分
【場所】横浜市社会福祉センターホール
(桜木町駅下車すぐ横浜市健康福祉総合センター4階)

<第2回>
【日時】平成20年11月21日(金)
午後2時〜午後4時30分
【場所】都筑公会堂ホール
(センター南駅下車 都筑区総合庁舎内)

※第1回、第2回とも同じ内容です。
 対象は横浜市民です。
 参加は無料。
 事前申込制(先着順)です。

申し込み方法:
10月14日から下記申込先にて、電話・FAX・Eメールのいずれかで受け付け。
FAX・Eメールの場合は開催回(場所)、住所、氏名(ふりがな)、電話番号を記載。

【申し込み・問い合わせ】
横浜市健康福祉局医療安全課
TEL 045(671)3654
FAX 045(663)7327
Eメール kf-anzenkensyu@city.yokohama.jp

 

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