東京SP研究会

 

2007年  日本医学教育学会大会 発表 スライド1

SPから見た共用試験医療面接シナリオを演じるまでの問題点



SPから見た共用試験医療面接シナリオを
演じるまでの問題点


東京SP研究会
佐伯晴子    曽我邦子
中野一宇    高橋良允

SPの標準化の実態(昨年の発表)

■  シナリオの不備
■  定シナリオと評価マニュアルの不整合
■  シナリオの意図が不明
■  評価の意図が不明
■  SPの疑問に答える窓口がない
                            ↓
表面的な・臨時の「標準化」しかできない・・・

平成18年共用試験 当会の対策

■  東京SP研究会が協力20(養成2)大学
■  使用したシナリオ 3種類
■  種類を減らし、練習・経験回数を増やすこと
    で、演技の標準化を図る
■  実施大学医療面接評価者と事前検討会
■  共用試験実施機構の配布教材も考慮

シナリオが演じにくい

■  シナリオと 評価マニュアルの内容が違う
    例)痛みで眠れず vs 睡眠は問題なし
    どちらで演じればよいのか?

■  基本情報が少ない(質問に答えられない)
    「覚えていません」の一点張りでは限界!

SPが演じやすいシナリオを望む

■  シナリオ文中に評価項目を明記する
    評価マニュアルとつきあわせて整合性確保

■  痛みの場所などは図・イラストがほしい
    どのSPにも正確に理解できる資料整備

共用試験実施機構への要望

■  課題作成、見直しにSP(代表者)の参加を
■  SP団体との文書による質疑応答の機会を
■  医療面接評価者による課題検証を
■  できればSP向けのシナリオ説明の機会と演
    技標準化のための練習の機会を設ける
    (機構認定評価者による演技指導)



▲学会発表 目次へ戻る        ▲このページのトップへ戻る

プライバシーポリシー | サイトマップ | お問い合わせ |  Copyright©2007 東京SP研究会 All rights reserved.